羊田六色のブログ

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中華まんじゅう

 寒くはないが中華まんじゅうが美味しい季節になった。僕の昼ごはんも中華まんじゅうばかりになった。ピザまんと肉まんをメインにあんまんかジャムバターコッペパンのどちらかをサブで買っている。

 ピザまんはトマトソースとチーズを包んだ中華まんじゅうだ。僕の記憶では、昔のピザまんはピザソースとチーズを包んでいた気がする。ピザソースは僕の口には辛く、まただいっきらいなピーマンの風味があるので好きではない。そのため、僕はつい最近までピザまんを食べていなかった。しかし、去年くだらない理由でピザまんを買い、食べた。これがうまかった。甘みの強いトマトソースとよく伸びるチーズが最高だ。これにバジルを加えられればマルゲリータになるだろう。思うに、ピザまんのピザ要素がアメリカからイタリアに変わったのだろう。こうして、僕の中華まんじゅうレパートリーにピザまんが加わった。ピザまんは他の中華まんじゅうと違い、野菜っぽさがある。そのため、昼ごはんに野菜をとっていると嘯くために必ず買うようにしている。

 肉まんを知らない日本人はいない。中華まんじゅうといえば肉まんだ。この肉まんも年々美味しくなっている気がする。特にたけのこが加わったことは大きな変化だ。柔らかいというイメージ強い肉まんにシャキシャキと硬いたけのこを入れるのはどれだけの勇気が必要だったのだろう。その挑戦は大吉と出た。たけのこの歯ごたえは噛み砕く楽しさを思い出させてくれる。肉まんに新しく加わった食材はたけのこだけではない。しいたけやしらたき、クワイなんかも見たことがある。どれも柔らかさ一辺倒だった肉餡に新しい食感を付加している。

 あんまんは肉まんと双璧を成す中華まんじゅうだろう。まんじゅうにあんこが入っている。シンプル極まり手を加えるところがない、と思われてきた。あるとしてもつぶあんこしあん程度の違いしかだせないと。しかし、こしあんにごまあんを混ぜてより中華風にしたあんまんを最近見かけるようになった。甘いこしあんを少し苦いごまが更に引き立てる。これがまずいわけがない。とても美味しい。

 中華まんじゅうの新作を買う時、僕の心は躍っている。ご当地中華まんじゅうと題打って、あんバターまんを作ってはくれないか。あんにはぜひコメダの小倉餡を使って欲しい。