羊田六色のブログ

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布団刺激と昼寝反射

 平日のど真ん中で休むのは気分がいい! 引け目なんてねえ。積読を消化して、遊戯王のデッキを組んで、推敲までしちゃうぜ、なんて考えてるうちに夜になった。

 僕はとんでもないロングスリーパーだ。平日でも10時間は睡眠しているほどだ。そんなんだから、休みの日に気を抜くとついつい夜まで眠ってしまう。更に厄介なことに昼に眠っても、夜にも眠れてしまう。そうすると、休日だというのまったくストレスを発散できずに、月曜日を迎えることになる。そして、月曜日に気分が悪くなる。もちろん夜は寝ずに遊ぶこともしてみたが、そうすると月曜日の朝から強い眠気を感じて、これも調子を崩す。

 そこで、今日から昼寝をしない運動を始めることにした。もちろん、昼寝は休み明けに調子を崩すことと無関係かもしれない。しかし、この運動をすればその命題の成否がわかるのだから無駄ではない。関係なければ、また別の対策を考えるまでだ。

 この運動には一つの障害が存在する。僕の部屋には布団が敷きっぱなしであることだ。廊下から作業机に向かうには、布団の上を渡らなくてはいけない。足の裏に感じる敷布団のやわかさ、シーツの滑らかさが、このまま寝転んでしまえと渡るたびに誘惑する。と、布団を擬人化してみても面白いが、そういうファンタジーな理由とは違う、科学的な理由もある。パブロフの犬のように刺激と反射は学習でも身につく。上に書いたように僕はロングスリーパーだ。布団で眠っている時間は他の人より長い。そのせいで、布団という刺激を受けると反射で眠たくなるように僕の体は学習してしまっている。布団が敷きっぱなしなのは、かくも大きな障害だ。しまうことも考えたが、僕の部屋に収納場所はまったくないのでそれは現実的ではない。

 では、どう対抗するか。簡単なことだ。眠るのを我慢すればいい。というか、そうやって再学習するしか方法はないだろう。

 そんなわけで僕は休日に昼寝を我慢する。今日は我慢ができた。祝チョコレートとしてカプリコも食べた。この運動が続いた暁には、平日に17時から翌朝までぶっ続けで寝るのを我慢する運動も起こしたいと思っている。